動いている被写体

よくよく考えるとドローンで風景の撮影はしてきましたが動いている被写体を追いながら撮影するというのはあまり経験がありません。今回はその壁を痛感する事となりました。

という事で今回は練習がてらスケボーに乗っている人を被写体に空撮をしてきました。私はただスケボーを乗っているだけなので相方の撮影者(yukkey)は苦戦しておりました。

問題点:障害物の注意

まずは、障害物の問題です。ドローンの操縦者は必然的に画面を見ながら操縦するので障害物の確認やイレギュラーの危険を画面内の情報で感知する事になります。ですが画面外の監視をする事。また、通常のドローンの電波帯は2.4GHz帯になるので操縦画面と実際の映像には時差が生じます。このラグがどの程度かというと、機体が直進中に画面内で木々を視認した時にはもう衝突していたり。私も経験があり、すこしの映像の時差で木に近づきすぎて引っ掛けた事もあります。(5GHz帯でのドローン操縦ではラグがない。この話はまた別の機会に)

その解決策として補助員が必要になる事。撮影場所、機体の行き先への安全確保が挙げられる。

という事で今回は補助員をつけ何も障害物の無い所で撮影を行いました。

問題点その2:動く被写体

まあこれは、当たり前すぎる事なのですが被写体が動くという事。そうなるとこうも空撮技量が露呈するとは。

試しに一つ動画をご覧下さい。

ドローンと被写体の距離感を一定に保つことができていません。素人目にもこのままじゃ使い物になりませんし、ただ上から撮っているだけで空撮の良さというのがないと思いました。

課題は多いが伸びしろでもある

ただドローンで上から取ればいい画になる!なんて事はなく、被写体が風景から人に変わるだけでこうも難易度が変わるとは。まだまだ課題が山積みです。ただ、そこが空撮界隈で他の業者と差が出るポイントだとも感じました。セミナーや数十時間のフライト。ただ風景をとる事や静止画の撮影では身に付かない技術。一朝一夕には課題をクリア出来ない事ですが+Addictは挑戦していこうと思います。

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